自分で考えるということ

"NEC eTrend News" というメールが定期的に私のメールボックスにやってくる。
以前NECのPCを購入したときにチェックボックスをOFFにしなかったのだと思う。

その No.166 では「オアシスプロジェクト」というものの取り組みの紹介があった。普段はほとんど読み捨てなのですが、教育系の話題だったので見ることにしました。

リンクがあるのでクリックして、ざっと眺めてみた感想です。

(www.nec.co.jp/library/jirei/oasis/fuchu.html : オアシスプロジェクト)

記事中に某(としておきます)都内公立小学校での事例が紹介されています。

最後は班単位でまとめを発表

授業の最後に、先生は短冊を2枚ずつ配ります。「班ごとに、沖縄県と北海道の人たちが、気候に合わせて、どんな工夫をしているかを書いてください」という先生の指示に、子どもたちは班ごとにディスカッションを開始。最後は短冊に書かれた予想される工夫を、先生が整理し、クラス全員で今日の授業での気付きを共有しました。

班ごとということは、東京都は(未だ)30人学級になっていないので、一班5人として6班、一班6人なら5班、の『短冊』が出てくることになります。

5個か6個の短冊であらわされた班ごとの意見を”先生が整理して気づきを共有”とあったので少々引っかかりを感じた次第。

5、6個の意見の共通点、相違点を整理しまとめるのは、5年生なら子どもができるように思えます。そうして、級友の意見との相違点、同意点を発見し分類/整理する、ということを教師が寄り添いつつ授業を創って欲しいなー、などと部外者は思うわけです。

もちろん、記事がそうなっているだけで実態(実際)は違うのかも知れません。