悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない

悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0811/27/news004.html

映画監督宮崎駿さんが日本外国特派員協会で講演を行ったそうで、その様子を伝えているサイトが上記。

この国に立ち込めている不安や将来に対する悲観的な考え方は、実は子どもたちには全く関係ないことなのです。つまり、この国が一番やらないといけないことは、内部需要を拡大するための橋を造ったり、道路を造ったりすることではなく、この子どもたちのための環境を整えること。常識的な教育論や日本の政府が言っているようなくだらないようなことではなくて、ナショナリズムからも解放されて、もっと子どもたちの能力を信じて、その力を引き出す努力を日本が内部需要の拡大のためにやれば、この国は大した国になると信じてます。

講演の中の言葉のようです。

立ち込めている不安や将来への不安、悲観が、本来的に子どもに関係ないことという部分。ガーンときた。その通りなのだ。

「常識的な教育論」詰め込み、教え込み、訓練して問題を早く解き正解するということと理解した。
こちらに関しては、対局とまでは言わないが、注意深く接しているつもり。

「能力を信じて、その力を引き出す努力」これを、続けていきたい。耕すという言葉がちょうど良い感じがする。この点は揺るがない親でありたい。