子ども(小5)は、ここ二、三日微熱が続いている。
一昨日は悪天候の中、運動会の練習だけは参加すると、ちょっとふらふらしながら午前後半に間に合うように出かけていった。
結局、あまりにコンディションが悪く、練習はできなかったらしい。
昨日は良い天気で、午前中いっぱい練習と通し練習があると言うことで出かけていった。

この時期は毎年のことだけれど、運動会一色に子どもも家族も学校も染まる。

得点種目がよく考えられているのが特徴で、集団競技で、練習を重ねて、チームの息をあわせる必要がある。
そうして相手と競り合い、競り勝つことができる。誰か一人が頑張っただけでは良い勝負にはならないし、それでは競り合うこともできないだろう。
自分の役割をいかに理解し、高めていく事ができるか、それがチーム全体のスピード感となって具現化する、そんな競技ばかり。

圧巻は4、5、6年縦割りの競技だが、3、4年の縦割り、1、2年の縦割り競技も見応え充分。

1、2年の競技は特に、上の学年のリードと下の学年の子供たちの動きにが重要で、綿密なで緻密に作戦を立案し、精緻にしかし変化に対応すして実行することが求められる。
はっきり言って、めちゃめちゃ高度な競技だと思う。ルールはとても単純で、子どもにも理解しやすいけれど。
とはいえ、2年生になったばかりの子どもと、1年生になったばかりの子どもである。コツを練習の中で、いかに体でおぼえていくか、そして机上でシミュレーションし、勝つにはどうすれば良いのかを、きわめて具体的に考え新しい作戦を立てる、説明する(もちろん自分の言葉で1年生に分かるように)、そういうことが2年生には求められている。教師は、アドバイザとして、作戦の立案には関わるけれども、決定権はない。

本番が楽しみだ。また熱い一日になるのだろう。