ゼロ

"永遠の0"を読んだ。家人が図書館から借りていて返却ついでに図書館で読み始めたら止まらず一気に読んだ。
発売時は結構売れたようで、感想などはblogでもいろいろ見つかる。

ラスト四分の一くらいは涙と鼻水止まらず。周りの人が怪訝にしてたが止まらないので仕方ない。

特攻という十死無生の不条理さを改めて思った。

特攻での犠牲、4400名とのこと。
もっとも戦艦大和の部隊にしても特攻に等しいし、各地で起きた結果として特攻的な行為全部合わせるといったい何人になるか。

知らなかった事もあった。アメリカのドイツ空爆では5000名もの犠牲があったそうだ。この作戦も帰れる見込みの非常に少ないものだったそうだ。

多くの人々の犠牲があって、いまの世があって、そしていまも人々は憎しみあっている。